スーパースター

*テレビの中のあなた、私のスーパースター*

戦場のメリークリスマス

毎日更新しようとして、結局こうなる。
長い長い通勤時間を利用(すごいストレス。しかも乗換も多い)しているため、土日は更新出来ませんでした。

ロシア杯はもちろん見ました。
別記事に感想はあげます。

日曜、ずっと見たかった「戦場のメリークリスマス」をようやく見ました。
坂本龍一作の音楽が有名ですね。
フィギアスケートでも度々使われている楽曲です。
(宮原選手や安藤選手も利用)

デヴィット・ボーイ演じるセリアズが美しかったです(歯並びが若干気になりましたが)
原作でも美形の設定なので、ぴったり。
女性が全く登場しないので、よりセリアズが際立って見えました。

ビートたけし坂本龍一の演技が酷いと言われますが、下手に滑らかよりも良かったです。
あの緊迫した不合理な状況で、普通の状態の人はいないでしょうし(たけしのクリスマスの酔っぱらいシーンはクレイジーで怖かった)。

また、同性愛的場面が多いのが、印象的でした。
戦場故か、あの極限状態がそうさせるのか。
セリアズがヨノイにキスするシーンは何を意味しているのか。(ヨノイは明らかにセリアズに好意を抱いているので、それを見越した上なのか。軽蔑、同情、親愛?何を以てのキスなのか?)

最後のたけし演じるハラのシーンが一番やはり残ります。
あれを命乞いと見る人もいますが、英語を使うのもクリスマスの話題も、ロレンスへの親愛からだと思いました(もしかしたらそういう感情もあるかもしれませんが、大部分は二人の戦時下での奇妙な友情によるものかと)。
死ぬ覚悟が出来ている上での、最後のセリフ。

泣ける。素晴らしい最後でした。